普通の経験の浅い方向けの外国為替証拠金取引の雑誌では、「損をしたケースではナンピンをすることによって、ポジションのコストを下げる」と述べられていると思いますがナンピン買いにはかなり大きな危険性がある。77-10-97

最初に、ナンピン買いのロジックに関してごく簡単に記述します。77-12-97

一例として1ドル=100円でドルを買ったとします。77-3-97

$買いなので、円安になればなるほど儲けが出るわけだが1ドル=95円まで円高に推移したとします。77-13-97

そのままの状況で維持し続けたとしたら、マイナスをなくすためには、ドル安になった分、円安に動かなければなりません。77-4-97

誰もがみんな、損失は可能な限り早く回復したいと考えます。77-18-97

これを解決するため最初に注文したのと同じ額のドルを、1ドルを95円で売買します。77-14-97

それによって、ポジションの価格は1ドル=97.50円まで低くする事が出来ます。77-16-97

つまり、2円50銭の幅で円安ドル高に進めば、損失を回復できる。77-7-97

それが、ナンピンの理論です。77-6-97

このように、ナンピンのロジックを目にすると「確かに」という風に思うが、そう簡単に問屋を卸しません。

最初から、1ドル95円が底値だということなど、想像できません。

相場が相当に強い円高地合だとしたら、1ドル=95円ではとどまらずドル安に向うリスクは高いです。

たとえば、97円50銭でナンピン買いを入れたにもかかわらず、1ドル=95円まで円高ドル安になったら、ナンピン買いした分にも損失が生まれます。

この状況では、初めに買ったドルとトータルで、より大きな差損が生まれる事になります。

この通り、ナンピン買いは一筋縄でいきません。

それなら、為替が己の台本とは別の方向にみるみる向う場合どの方法で危険を避ければいいのでしょうか。

この場面では選ぶべき選択肢は2つしかありません。

ひとつめは潔く、損を確定する事です。

ふたつめはその時に、あなたが所有している買いポジションを小さくする事で、改めてマーケットが回復するのを待機する事だけです。

ずいぶん後ろ向きなやり方だとみる投資家もいるkもしれません。

だがしかし、買いポジションに損が生まれた時、効果のある対策はこれよりいいものはありえません。

確かに、理論上は、ナンピンする術もあるように思えます。

だけどナンピンはあなたが損をしている場面にもかかわらず、買いポジションを減少させるどころか、遂に買いポジションを増やしていく手段です。

これでは、危険性をコントロールすることなど、到底できないと思うべきです。

ナンピン買いを続ける事ができればいずれはマイナスがプラスになるかもしれません。

けれども、それより前にお金が足りなくなってしまいます。

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